すーさんの株式投資blog

30代半ばから、投資元金100万円で株式投資を始めてみました。

含み益の減少が急激で、止まらない…

 まさにナイアガラの如く、含み益が絶賛減少中です。調子よく上がっていたときから心の準備はしていたつもりですが、予想以上に急激に、大きく減ってしまっています。

今日の市況

日経平均…続伸。0.6%ほど上昇。23,000円には届きませんでしたが高値引け。堅調ですね。東証一部売買代金は2.4兆円弱。

新興市場…マザーズは0.8%、JASDAQは0.6%の上昇。どちらも窓を開けての続伸。

為替…ドル円は113円台中盤。大きくは動かずも113円台をキープ。

保有銘柄の状況

 全保有銘柄含み損益 +2,197,000円 (前々日比△231,000円) →本日もRIZAP爆下げ…、で含み益が萎みに萎んできました。この勢いでは+200万円台を割り込むのも時間の問題ですね(なんとか平静を装っているようですがかなり凹んでいます。)。

・UT(2146) 
 2,960円 前日比+16円(+0.5%)
 続伸。今日も上げ幅は小さいですがこれで5日続伸です。昇り調子というよりはレンジに収まりそうな感じかな。

・RIZAP(2928) 
 2,007円 前日比△293円(△12.7%)
 大幅続落。こうも下がるか…といった派手な下げっぷりです。25日線サポートは全く無視。
 特に何の材料もなく2日間で20%超の下落です。高騰著しい銘柄では珍しいことではないのかな…。とにかく「下げがキツい!(千鳥ノブ風)」

・SUMCO (3436) 
 2,853円 前日比△79円(△2.7%)
 反落。ここ2日間大きく戻していたこともあってか今日は下落。とにかくこの辺りで値を保ってもらえればもう少し継続保有できるので頑張ってほしいです。

・ケイアイスター不動産(3465) 
 2,735円 前日比+42円(+1.6%)
 続伸。あと41円で年初来高値に。終値では今年1番高くなりました。指標的にも割高感はないのでこの地合いであれば越えてくれるでしょう。
 ちなみに今月配当の入金がありました。半期3,500円で14,000円。株価も上がっているので嬉しいですね。

・ジェイリース(7187) 
 877円 前日比△10円(△1.1%)
 反落。前日上昇分が帳消しに。
 ジェイリースについてのコメントを書くときのテンションが全く上がりません(苦笑)。購入した時期がそこまで割安でもなかったし、全体の上昇も一服していたからかあまり値が動かず、含み益は0~+10%位を行き来しているだけなので。
 もう少し(よい)アクションがほしいです。

雑感・冷静に冷静に反省してみる

 大事なことなので再び書きますが、RIZAP大ブレーキのため含み益がみるみる減少しています。例によって当たり前のように、あのとき一旦利確していたらなぁ、とか、そんなことしてもっと上がってしまったら2度と参加できなかっただろうしなぁ、とか、後悔とは少し違う気もしますが振り返っては落胆して、を繰り返している今日この頃です。

 ただ、こういった単純なただの振り返りは生産性ゼロなので、もう少し冷静に・論理的に反省し、また、納得してみようと思います。

 1.高値で思い切って売ることができたか?

 まず利確タイミングについては、急上昇していった後、1度大陰線を付けたんですけど、その後もう1度高値を付けたんですよね。1度凹んだ時点で一服・調整と考えていたら、そこから再び上がったこともあり、まだまだ天井だとは思えませんでした。今の知識ではチャートで売るのは無理だったと思います。

 銘柄単体の含み益水準で一旦利確する手は、あったなと思います。上昇中に3倍株になっていたので、そこを一旦節目として利確することは、全然緻密ではない自分でも自然にできたのではないか、と。

 また上述のタイミングで保有数の全株ではなく一部を利確する手もありました。一部売却の手法は有名な個人投資家さんたちのブログで何度も目にしていたのですが、実践で活かせませんでした。一部利確は「売るか売らないか」の二者択一の選択を和らげ、天井を打って下落し売り時を逃す・さらに上がってしまい追い付けなくなる、どちらのリスクも分散できる効果があるんですね。(もちろんどちらに振れても理論上の最大利益は取れないわけですが、天井の予測は不可能なのでかなり現実的な手法なんだな、と。)

 2.売りに向かえなかった理由

 次に少し視点を変えて、自分が売りに向かうことがなかった理由を考えてみます。

 一番大きいのはRIZAPが成長途上の銘柄である、ということです。さらにさらに成長が拡大しそれが市場に迎え入れられるとき、この銘柄はもっと高く大きくなる、という予測(願望)のもと保有しているわけで、株価に関わらずまだ成長の途上であるという考えです。

 同時に市場変更・東証一部への昇格が期待されているのも大きいです。今は札証に上場しており、銘柄売買は一部の証券会社でしか行えないらしく、これが東証へ市場替えとなれば一気に市場参加者が増え爆発的に買われる(可能性がある)のではないか、という魂胆です。

 この成長途上という考えはまさしく中・長期投資の観点なわけですが、中・長期で保有する(と決めて動く)とここまでの一時的な上昇・下落に見舞われることもあるんですね。これを途中の寄り道として割り切るか、状況を見て機動的に一旦利確するかは今後に向けて悩みどころです。ただ言えるのは、一旦利確するにはそれも方針の1つとして持ち、普段から準備しておかなければできない、ということですね。

 これまでも何度か書いてきましたが、2016年の投資において値上がりした銘柄を早々に手仕舞ったところ、その後に最大化した利益を逃してしまった反省から、利益を少しでも伸ばすため握力を強めに・長く保有することを心掛けているわけですが、この心掛けと一旦利確とは若干相反するような気もします。今、文章を書いていてもこの辺りの方針はまだ定まりません。一時的な上昇の恩恵を少しでも受けたいなら、一旦利確すべきなんでしょうね。

 3.今後の投資ルール

 まとまらなくなってきましたが最後に今回の教訓?を糧にして、今後の投資ルールを自分なりに整理してみたいと思います。

 まず、一旦利確することについては、今後は実行していこうと思います。少しでも急上昇の果実を得たいですからね。ただし、チャートの急上昇だけで売りを実行するかは微妙で、PER等の指標的に明らかに割高(というか異常値)のレベルに達していたら、等の場合ですかね。目安として根拠はないのですがPER40~50倍を超えたら注意ですかね。

 加えて一旦利確=一部売却とし、その割合は最大で半数としたいと思います。割合を自動化・ルール化してしまう手もありますが、上限だけ決めてその範囲でそのときの状況と直感で柔軟に対応していきます。ちなみにこのためにも購入時は必ず複数単元で注文します。(今までもそうしていましたが単に倍賭けしていたに過ぎず、一部売却してもまだ保有している状態を維持する、という効果を発揮できていませんでした。)

 

 株価が上がっても下がっても、ある程度でも自分で納得できる投資行動となるようにしていきたいと思います。
(明日以降、突然急激に戻してくれないかな…(苦笑)。)