すーさんの株式投資blog

30代半ばから、投資元金100万円で株式投資を始めてみました。

利確(RIZAP)・損切り(SUMCO、ジェイリース)

 ポートフォリオが下落基調になってからというもの、ブログ更新が滞って久しいですが…、今日は今朝からアメリカ市場が大幅下落し、日本市場も連れ安に、ここ最近のドローダウンに耐えられず、2銘柄損切り、1銘柄利確。大失敗に終わりました。

利確(RIZAP)

売却理由…DUKEさんの本を読み返し、ある程度の利益が出た銘柄で損失を出すのはいけない、という記述にハッと我に返ってから、最近ずっと利確すべきか悩んできましたが、ここ1週間ほどの下げに拍車がかかってきた感じを受けて、売却となりました。

含み益が消滅寸前まできてしまったわけだが、これまで最高3で倍になったときの記憶がずっとこびりついて諦めきれず、1Qで雲行きが怪しくダラダラ下げてきたにも関わらず、売却ラインを決めていなかったことが災いしてここまできてしまった。

それでもまだ大化けするのではないか、という思いはある。自治体や法人向けプログラムも拡大傾向のようで裾野が広がっている感じもするし。ただ、以前のように何かしらリリースすればそれが材料になって上昇する、といったアゲアゲ状態には程遠く(今はむしろ無反応状態)、また反応するようになってからでも十分間に合うかな、と思うので監視リスト入り。

損切り(SUMCO)

売却理由…RIZAP同様に市場全体の下落基調に加え、半導体市況の先行き懸念、米半導体企業の大幅下落、と悪い材料ばかりが周りを覆っていて、下げが止まらないことに耐えられず売却。結局買値から25%以上のマイナスで終了。

業績や今期・来期予想も数字上は絶好調だし、第4次産業革命にもおおいに絡むんですけどね。数字・データだけでは株はうまくいかないことを嫌というほど思い知らされました。長期チャート上もしばらくは上昇しなそうですが、一応監視リスト入り。 

損切り(ジェイリース)

売却理由…上記2銘柄同様に、上昇相場には反応せず、下げ相場では調子よく反応して下げる始末で、これまでもダラダラ下げてきてたいして割高でもないのに。嫌気がさして勢いつけての売却。こちらも20%超のマイナスで終了。

業績はね、良いと思うんですけどね。悔しいので監視リスト入れますが、もう付き合うことはないと思う。

教訓

今回の売却は結局、全体相場の暴落がきっかけになってしまって、大失敗に終わってしまった。これが真逆で高値で売却だったら最高だったんだけど、大きく下がったところで耐えきれずに、という典型的な敗者のやる売却になってしまったと思う。

だが少しばかり身軽になった。資金余力が増え、日に日に萎む含み益や変わらない含み損表示が少なくなったことで、心なしか気も晴れ晴れしている。これも真逆で、大きく利益が取れての晴れ晴れ・充足感であれば良かったのにな。

何か打開のきっかけを掴みたくて、DUKEさんの書籍「新高値ブレイク投資法」を読み返し、オススメされていた「私は株で200万ドル儲けた」も読み終えたところ、やはり含み損で身動きが取れなくなっている自分が歯がゆく、また一時は大きく利益が膨らんだ銘柄を萎ませてしまったことに非常に後悔した。

ということで、今回の売却時の心理状態を振り返り、書籍と合わせて得た教訓をメモしておく。

・資金管理が最重要(利確も損切りも)
・ブレイクしたら利確ポイントを引き上げて、利益を萎ませないようにする
・損切りはマイナス10%で機械的に行う
・数字がよくても反応しないときはしない、下がるときは下がる

(まだ10%を超える含み損銘柄があるんだけど、NISAだし切りたくない…困った。)